特殊表面処理ねじの特性

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表面処理の違いによる軸力の比較

表面処理 締めつけトルク
(N・m)
応力
(N/mm2)
軸力
(kN)
表面処理なし 5 146 2.3
フッ素コーティング
5 317 5.0
二硫化モリブデンコーティング 5 425 6.7
低温黒色クロム処理
5 584 9.2
テフロン*コーティング
5 552 8.7
金コーティング
5 273 4.3

試験片 :ステンレス六角穴付きボルトM5×25
強度区分:A2-70

  • 表中の数値は参考値であり、保証値ではありません。
  • 強度区分A2-70の永久伸び0.2%耐力は450N/mm2です。
    締めつけ時の応力が永久伸び0.2%耐力の70%以下となる軸力でのご使用を推奨します。
* テフロンはデュポン社の登録商標です。

ねじのかじり・焼きつきの要因に、締めつけ時に発生するねじ山面の摩擦熱があります。
特殊表面処理によってねじ山面の摩擦係数を小さくすることで、同じ締めつけトルクでも表面処理なしと比較して高い軸力を得られることが上記の試験結果から確認できます。結果として、締めつけトルクを小さくして摩擦熱の発生を抑えることができ、かじり・焼きつきを防止できます。

表面処理の違いによる分光反射率の比較

低温黒色クロム処理およびステンレスブラックは分光反射率が極めて低く、乱反射防止が要求される光学機器に最適です。



ねじのおはなし

ねじに関する基礎講座です。ねじの怪獣「ネジゴン」がわかりやすく解説します。

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